子どもたちの成長のためには、正しい睡眠習慣がとても大切です。
しっかり睡眠時間を確保することに加え、成長ホルモンが多く分泌される
入眠からの3時間程度を深い眠りにするのが理想です。
毎朝7時に起きるとすると、夜9時に寝て10時間眠る。
子どもたちの理想の睡眠を一緒につくりませんか。
子どもは、どこででも眠れると思っていませんか?
実は子どもたちだって、今注目されている「睡眠負債(すいみんふさい)」が、たまっているかもしれません。
「睡眠負債(すいみんふさい)」とは、毎日のわずかな睡眠不足が負債のように蓄積されていく状態のことを言います。
近年の研究で、「睡眠負債(すいみんふさい)」によって病気のリスクが高まったり、日々の活動のパフォーマンスを低下させたりしていることがわかってきました。
大阪市淀川区のアンケート(調査対象:小学4年生~中学2年生 5,285名)によると、とても疲れていると回答した子どもたちの平均睡眠時間は7時間46分となっており、子どもの理想の睡眠時間である10時間からは約2時間短くなっています。
「子どもの疲れが取れない…ここ最近学力テストの結果が悪い…注意力散漫だ…」
それはもしかしたら、睡眠負債(すいみんふさい)が原因かもしれません。子どもたちの生活を見直してみましょう。
子どもの理想の睡眠時間は9時間~10時間といわれています。ただ眠ればいいというものではなく、質の良い睡眠をとることが、子どもの脳を作り・守り・育てるために重要になってきます。
しっかりと眠ることで、経験したことや日中に覚えたことを何度も頭の中で再生して確かめたり、昨日までの知識とあわせたりして知識を記憶として定着させていきます。そして新しいことをひらめいたり、複雑な問題を解決したりするには十分な睡眠が必要です。
また眠っている間に、身体をつくるのに必要な成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、骨を伸ばし、筋肉をつくり、記憶力や病気への抵抗力を高めるなど、たくさんの役割があります。このホルモンは眠り始めて3 時間後の深い眠りの時に集中的に出るので、
子どもに熟睡できる環境を整えてあげることが大切です。
軽くて保温性のあるものが望ましいです。また子どもは汗っかきなので、ムレ感の少ないものを選びましょう。洗える素材の掛けふとんなら、洗えて清潔にお使いいただけます。また必ず掛けふとんカバーを付けて ご使用ください。
★ポイント/ 洗えて清潔
まっすぐ立っている姿勢と同じ姿勢になるように体重をしっかり支えられるものが よいでしょう。
体圧を分散し身体への負担を軽減するものだと、より心地よい寝心地になります。
またムレにくく通気性に優れている素材をおすすめします。
除湿シート付きで湿気を吸い取り、消臭効果のある商品もあります。
★ポイント/側生地が洗えて清潔
高すぎず低すぎず、枕を使ったときにまっすぐ立っている姿勢と同じになり、仰向け寝と横向き寝の高さを変えることができる枕が望ましいです。子どもの成長に合わせて中材の量を増やし、高さを調整できる商品もあります。
★ポイント / 洗えて清潔・高さ調節ができる
肌に触れるものなので、こまめに洗濯して清潔に保たれることが望ましいです。
また子どもたちがワクワク楽しい
気持ちで自発的に眠りにつけるよう、
子どもの好きな色柄のデザインの
ものを使ってあげてください。